映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

【ワン・ミス・コール】情緒まではコピーできない

ワン・ミス・コール


公開: 2008年7月19日

監督: エリック・ヴァレット
キャスト: エドワード・バーンズ、シャニン・ソサモン、アナ・クラウディア・タランコン、レイ・ワイズ、デーブ・スペクター、アズーラ・スカイ


2008年7月23日 劇場観賞

2004年に公開された着信アリのリメイク。


日本版着信アリは、ラストに賛否両論あったが私はそこそこ良作だと思っている
(その後、制作された2ファイナルは、超駄作笑.gif

ジャパニーズホラーは、ハリウッドにリメイクされると ロクな事にならないのは「リング」「呪怨」証明済み。解っていても、見に行ってしまう。最近ホラーがないから、ホラーに飢えているんだよん。汗.gif

で、簡単感想としては、まぁまぁ。。。

ホラー慣れした人にとっては全く恐くない。
ホラーに縁のない人だったら恐いのかも。

日本に縁が深い、意外な人が出演している。(でも、別にそれが嬉しいって人はいないと思う笑.gif

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


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どうしても日本版と比較してしまう。。。
日本版「着信アリ」は、ただ恐いだけじゃない。
ストーリーが、ちゃんとある。

ミミ子の電話は、ただの霊のイタズラではない。
そうしなければならなかった悲しい理由があるのである。

だから、謎が解けてくると、主人公(日本版では柴咲コウ)が追われる恐怖と共に、物語は悲しみに包まれる。

そして、光が差し込む明るく静かな病室で衝撃のラストを迎えるのである。
(ここの難解さが賛否両論らしい汗.gif

ま~、日本版の事は置いておいて。。。

興味のある方は、ぜひ、DVDなどでご覧下さい。

本作は、わりと忠実に日本版をなぞっている。

大きく違う所は、日本版では自分自身から かかってくる死の電話が、本作では 一つ前に死んだ人物の携帯からかかってくる所。

日本版では「自分からかかってくる死の電話」都市伝説なわけだが、本作では噂はほんの狭い範囲で蒔かれる物で「都市伝説」と言うほどの物ではない。

この辺は日本との文化の違いだろう。

後は、先に書いた問題のラストが違う。

このラストシーンがあるかないかで着信アリは全く違った物語になってしまうのだ。


でも、ホラーに情緒は要らない、ただワーキャー視覚的に聴覚的に恐ければ良い、と言うのがハリウッドホラーなんだ、と言う気がするからまあ、そこも文化の違いなんだろうな。笑.gif


ハリウッドはジャパニーズホラーに何を求めてリメイクするんだろうか。ジャパニーズホラーには、芯からゾッと来る精神的にドッと迫ってくる恐さがある。

その最高作が「リング」だと私は思っている。

ハリウッドも、たぶん最初に日本の作品を見た時にはそういう点を買うんだと思うんだけど・・・

なのに、リメイクして出来上がった時は、どうしても、ワー、ギャーって言うホラーになっちゃうのね。笑.gif

では、ハリウッドでは情緒的なホラーは作れないのか?

と言うと、そうでもない気がする。

アザーズでは、ハリウッドホラーにもそういった面を感じる事が出来たし。

映像や演出の問題なのかな・・・

さて、本作は、主人公の生い立ちなど設定を忠実になぞっている割りには、情緒も何もない物に仕上がっている。

かと言って、ハリウッドホラーお得意の視覚、聴覚に訴えた恐さに溢れているかと言うと、そうでもない。


本当に、そこそこ恐い、と言う程度。

まぁ、着信アリの場合、日本版も監督が三池崇史だから。。。視覚的に相当グロイので汗.gifこれ以上の物を作るのは、なかなか難しいかもね。いっそ、ハリウッド版も三池監督にやってもらえば良かったのに。


致命的なのは、ラスト、クライマックスに襲ってくるメリー(海外版ミミ子)が全然恐くなかったこと。

つぶらな瞳が可愛くさえあったし。笑.gif

後ね、着メロ
テレビドラマ版の時も思ったんだけど。
何で変えちゃうんだろ。

耳に残る、あの単純かつ悲しいメロディ。

あの着メロ以上に恐怖を誘うメロディは他にないと思うんだけど。

ワン・ミス・コール 公式HP

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