『宇宙人ポール』「ET」の生みの親!

宇宙人ポール~ PAUL ~

   

監督: グレッグ・モットーラ   
出演: サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、クリステン・ウィグ、ジェイソン・ベイトマン、ブライス・ダナー、ジェーン・リンチ、シガニー・ウィーヴァー、ビル・ヘイダー、ジョー・ロー・トルグリオ、ジョン・キャロル・リンチ、デヴィッド・ケックナー、ジェシー・プレモンス
公開: 2011年12月23日

2013年1月2日。DVD観賞。

何とも微笑ましくて可愛い宇宙人と人間たちの話。
ポールの姿かたちは「グレイタイプ」。ウルトラマンのように吊り上った楕円形の目(ウルトラマンだって宇宙人だもんな )アーモンドを逆さまにしたようなデカイ頭、細くて小さい身体…と、典型的な「宇宙人」であり、不気味といえば不気味なんだけど、快活な喋りや表情がファンキー。♥そしてユニーク。

これが、サンディエゴのコミコンに訪れた2人のオタク・イギリス人の車を(かなり無理やり)ヒッチハイク…。
オタクと、政府に追われる宇宙人の冒険の旅が始まる。

この2人がね…また、SFに夢中で、萌えな事には饒舌で、2人の世界が大切で、気が弱くて…日本人でも充分共感できちゃうオタクっぷり。あ~いるいるって感じ。

たぶん、代表的なSF映画を何本か見た事がある方ならば「あー知ってる!その場所」とか「知ってる名前」とか思える下りが何回もある。
そういうSFネタの散りばめ方も楽しい。

笑って笑って…まさかのウルっともある、SF・オタク・ロードムービー。
楽しい映画を観たい方には絶対のお薦め

新年1本目のDVDにこれを選んだのは正解でした。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 

    


エリア51でポールと出会い、「未知との遭遇」のデビルスタワーでお別れ…。

60年前地球にやって来たというポールは、ハリウッドのあらゆるSF作品にアドバイスしてきたらしい。
あの「E.T.」の事でスピルバーグ監督にもアドバイスしたというし、「Xファイル」のモルダー捜査官もポールの発案なんだって。

つまり、ポールがいなかったら、地球人は多くの名作を見る事が出来なかった……らしい。じゃ感謝しなくちゃね。

内部にいる味方というのはオライリーさんなのかと思っていたら、ゾイル捜査官なのね。
追っ手とはいえ、死んじゃったのは気の毒。死んじゃったんだと考えると、そこはちょっと笑えない。

そして、黒幕はこの人なのだった。シガニー・ウィーヴァー
  

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そりゃ、あれだ…エイリアンと言えばこの人で間違いない…。

ラストまでネタになってた3つのオッパイ…。 宇宙人もあの膨らみを「オッパイ」だと認識するんだな、とツッコんだ。

「友達」のためという気持ちは宇宙人にもある。

地球人だけではなくて、「人類愛」は宇宙にもある。
そしても夢を広げ叶えてくれるのだ。

という部分はホノボノする。
夢が叶ったEDまで楽しかった。

・「宇宙人ポール」公式サイト

 

 


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・象のロケット

★前田有一の超映画批評★

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