映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『借りぐらしのアリエッティ』また会えると言う希望

借りぐらしのアリエッティ

   

監督: 米林宏昌   
出演: 志田未来、神木隆之介、三浦友和、大竹しのぶ、樹木希林、竹下景子、藤原竜也
公開: 2010年7月



久し振りにトトロの森を見た気がする・・・


ジブリ作品の感想を書く度に同じ事を書いてしまうんだけど、近年のジブリ作品はストレートに響かなくなった。

もっと単純に描いてくれれば、その中から自然の美しさと脅威、他人種との共存、大きな愛情、 大切にしたい物が浮かび上がってくるのに・・・

子供の目線で自然にそれが描かれた「トトロ」「魔女の宅急便」の時代はもうやって来ないのか・・・

そんな愚痴を呟き続けていた目を久し振りに 潤ませてくれた1本。


豊富な緑も古い家も子供時代の不思議な夢も この映画は全て味わせてくれた。

声優陣も久し振りにハマる。

神木隆之介くんは、ジブリ作品に3回目の参加。ちょっと気が弱いけれども何かを守ろうとする ナイーブなジブリ作品お決まりの少年の役にピッタリ。そして、志田未来ちゃんの凛とした声音も ジブリ往年のお姫さまキャラを思い起こさせてくれた。

とっても懐かしくて、優しくて、美しくて・・・

これぞ、ジブリと思える1本。

夏の日の少年と少女の思い出は、夏休みに見るのに ピッタリの作品だと思う。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


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君たちは絶滅する種族なんだ。

翔は言う。

彼は「借りぐらしの小人族」の未来に自分自身を見ている。
心臓の病は重い(らしい)
自分は長くは生きられない(に決まってる)

自分を助けるように、この哀れな異人種を助けたい。
けれども役に立たなかった。(やっぱりダメなんだ)

しかし、そんな翔にアリエッティは言う。

まだ会ったことはないけれども、世界中に仲間はいる。私たちは絶滅などしない!

それは、まだ見たことがない未来への希望だ。

翔は今、目の前に小さな小さな希望を見ていた。

そして彼女の母を救うと言う小さな冒険に出る。


この物語は、本当に小さなお話なのだ。

でも、そこには、たくさんの大きな夢が詰まっている。
子供の目線で見る小さな世界は大人の目線で見る世界と 全く違うだろう。

子供は小人を捕まえようとはしない。
ただ会いたいだけなのだ。


小さな冒険を終えて、翔は小さな希望を得る。

アリエッティとは二度と会えないかも知れない。
でも、会えるかも知れない。

だって、彼らは絶滅なんかしない。
2人はずっと生きていくのだから。


だから、別れのシーンは切ないけれども温かい。
少年の夏の日の思い出は、美しいほどに懐かしい。

・借りぐらしのアリエッティ 公式サイト


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