『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』チョー簡単な1のあらすじ付き

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

原題 : ~ Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald ~

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 感想

作品情報

監督・キャスト

監督: デヴィッド・イェーツ
キャスト: エディ・レッドメイン、ジョニー・デップ、エズラ・ミラー、キャサリン・ウォーターストーン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、ジュード・ロウ、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー、スヒョン(クラウディア・キム)

日本公開日

公開: 2018年11月23日

レビュー

☆☆☆

劇場観賞: 2018年11月24日

 
全体的に兄弟の話だった。……ケンカしたり憎んだり求めたり、家系図の呪い……つらい。

 

◆あらすじ
イギリスにもどってきた魔法動物学者の主人公ニュートは、強大な敵の魔法使い、グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。魔法界、そして人間界をもおびやかしかねない彼を追い、ダンブルドア先生とニュートがタッグを組み、ニュートの仲間、魔法動物(ビースト)たちとともに、一同はパリへと向かう。(Filmarksより引用)

 

原作はJ・K・ローリングの『幻の動物とその生息地』。今回も脚本はJ・K・ローリングが担当している。

2年ぶりのエディ・レッドメイン

自分的にはエディを2年ぶりに見られて(2年だよ2年!!もう少し仕事して……(泣))ニュートが魔法動物たちを可愛がっているだけで幸せなので、批評なんてできない。

とにかく、キャストに自分が好きなジュード・ロウとジョニー・デップまで揃っちゃう時点で何だかもう……エンタメ盛り盛りやね、と思うわけである。
 

もちろん批判ではなくて、嬉しいんだけど……嬉しいんだけど……

初公開当時、子ども主人公で、キャストのほとんどがそれほど日本では馴染みのない凄腕俳優だった『ハリー・ポッター』と違って、「ほら、好きな有名俳優目当てでもいいから観に来いよ」感が醸し出されてる気がしちゃって……(もちろん、それで上がったりもするわけですが)。

前作の予習をしていった方が楽しめるかも

なんせ2年も空いてるから……。

前作もそれほど難しい内容ではなく、ストーリーとしては分りやすすぎな勧善懲悪ものだった気はするのだが、それだけにあまり覚えていないのだった(笑)

自分の中では、エディが可愛かったことと、ニフラーとピケットがめっさ可愛かったことと、エディが可愛かったことと、ジェイコブのキャラが最高好きだったことと、エディが可愛かったことと、ジョニーが悪役だったことと、エディがかわ…(略)くらいしか記憶にない。

とにかく。

今回もニュートは可愛い。

実は、ストーリーとしては、最初、ちょっと乗り切れず、眠い感じだった(すいませんっ)。

ジェイコブが出てきてから上がり始めたので、やっぱりジェイコブは大事。

ファンタスティックビースト1(と魔法使いの旅)のあらすじ(押さえておく点)

一週間経たずに2度目を観てきて、初回よりも遥かに楽しんだので、前作のあちこちが頭から抜けていたから眠かったのだと思い知った。

という事で、前作『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』のここを思い出してから観よう……という要点。(あるいは、前作を観ずに今作を観ようという猛者が押さえておくべき点)
「2」のネタバレではありません(「1」のネタバレではある)。
世界は『ハリー・ポッター』シリーズの前時代

・設定は1926年らしい。つまり現実社会の第一次世界大戦と第二次世界大戦の間。
 

・主人公のニュート・スキャマンダーは、ハリーたちがホグワーツ魔法魔術学校で使っていた教科書「幻の動物とその生息地」の作者。ダンブルドア校長は今作ではまだ校長ではない。

人間は「ノー・マジ」

『ハリポタ』シリーズでは「マグル」と呼ばれていた「人間」は、この世界ではアメリカ英語で「ノー・マジ」と呼ばれている。魔法使いはノー・マジとの交際、もちろん結婚は禁止。

ニュートのお家はロンドン

魔法動物を飼育しているあの大きな地下の家はロンドン。

では事件はどこで起きている

前作はアメリカ。今作はフランス。ニュートはイギリスの学者。

キャラクターは前作でどうなったのかのチョー簡単おさらい
ジェイコブ(ダン・フォグラー)

この作品で唯一の仲間内ノー・マジ。前作でニュートと出会って友達になるが掟によって別れ際に記憶を全て消される。

ティナ(キャサリン・ウォーターストン)

アメリカの闇祓い(闇の魔法使いを追う魔法使い)。何だかんだでニュートと仲良くなったが、キスもできずにさようならしたシャイカップル。

クイニー(アリソン・スドル)

ティナの妹。テンションふんわりした女の子っぽい女の子。ノー・マジのジェイコブにベタぼれしている。人の考え、気持ち、心の声を読める。

クリーデンス(エズラ・ミラー)

「1」では養母から虐待される孤児だった。彼はストーリーの肝なのでネタバレになりすぎて多くは語れないけれども、とりあえず闇に落ちて「1」のラストで死んでいる。

グリンデルバルド(ジョニー・デップ)

今作にはヴォルデモートがまだ居ないので、この世界最強の闇の魔法使い。「1」では始めは別人物だったのに終わりくらいに突然ジョニー化、捕縛されて終了した。

魔法動物は今回も可愛い

ボウトラックルのピケット。可愛いだけじゃなくて、思わぬこともする。

 

金目のものに目がないところに共感を覚えるニフラー。もうーー本当にかわゆす。こいつが2時間動いているだけでも私は見ていられる!!

 

そして、今回の目玉・ネコバス。(違)

いや、でも、ほんと顔がネコバスだから(身体はファルコンだけど)見て。


 

今回は日本のアレも出て来るので注目よ。

前作より闇ったストーリー

前作は、ほとんど「可愛い可愛い」で済むストーリーだったけれども、今回はそこから一段闇落ちした感じ。

やはりハリポタと同じで、最終的には夢も希望も無い大決戦になってしまうのだろうな。

しかし、動物たちに罪は無いので、ぜひぜひ最後まで可愛く活躍してほしい。

次作はまた2年後……

2年は、間、空き過ぎだと思います。

が、全5作。次作はまた2年後。

もちろん、待ちますが。
エディはその間、他のものにも出て(笑)

 


以下ネタバレ感想

 

グリンデルバルドの演説映像を見ながら、「えっ、つまり人間(ノー・マジ)がこのまま世界で生き続けていると大戦が起こるということなの」と悲しくなり、明らかな原爆映像に日本人ならショックを受けるはず。

だったら人間なんて滅びた方がいいのかも知れない……

と、ついつい思ってしまうのは、術にハマったってことなのですね。さすがジョニーのカリスマ性。

 

クイニ―があっちへ行ってしまったのもショックだった。切っ掛けがジェイコブと共に生きることならば、ジェイコブと離れてはいけないんじゃないのかな。

 

兄のハグを嫌っていたニュートが自ら兄をハグしに行く下り、リタの家系の残酷なトラウマ、ティナとクイニーの今後、兄弟姉妹の血の物語に涙。

けれども、クリーデンスがダンブルドア先生の弟だという話はウソだと思うんだけとなぁ……。

 

気になる事がいっぱいだけれども、この「気になり」が2年も続くか……いや、続くように待つけれども。

その前にこっちに本物の戦争が起こるような世界にならないといいなと。ファンタジーよりも殺伐とした現実世界を顧みてしまう内容だった。

どうか、この世界にも魔法動物を。

 
というか……最終的にはこの話ってグリンデルバルドとダンブルドアの代理戦争だよね。全部ダンブルドアのせいだ!!ニュートくんったら人が良すぎ……。

 

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