『トーク・トゥ・ザ・デッド』死者と話ができるアプリは120MB

トーク・トゥ・ザ・デッド

   

監督: 鶴田法男   
出演: 小松彩夏、加藤和樹、桜井ユキ、須賀貴匡、酒井天満、嶋田久作、毬谷友子、大塚千弘
公開: 2013年8月3日

2014年3月8日。DVD観賞

他のDVDに入っていた予告を見て面白そうだと思ったから借りてきたらしい…。←自分の事だけど~…。

うーーーん…恐くない。

冒頭はかなりドキドキさせられたんだけれども、その後のストーリーがまったりのんびり…。

恐らく恐怖よりも切ない系ヒューマンドラマを狙ったのだろうけれども、それにしてもストーリーもよく見るようなお話で。

発想はスマホアプリ+都会に生きる孤独+ホラーということで、今時ならではのテーマだと思う。
そこは面白かった。「着信アリ」の時代はもう遠い…。

落ち着いた映像はリアリティのあるもので、ファンタジーっぽい毒々しさはない。これで出てくるものがもっと怖かったら…良かったのに。

とは言え、考えさせられるテーマではあった。
死者としか話せないなんて寂しい環境だけれども、癒しを求めたい気持ちは解る。

自分だったら誰か話したい人はいるだろうか…と、考える。
ふいの事故で、あるいは災害で。失った大切な人ともう一度話がしたいと考える人が、たぶん日本中にたくさんいるだろう。

せっかくのそういうテーマなのだから、もっとストーリーが深ければ良かったな…。

個人的には「加藤和樹が出てる~~♥に引っかかって借りてきたもんで…。
カッコよすぎるチャリ乗り姿は堪能しました。
    加藤和樹.png

主演の小松彩夏さんのファンにとってはまた違う見どころもあるかと……。

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


大塚千弘の女性編集者は一体なんだったの…と思う…。

「死者と話せるアプリ」の一件を通して百合を失った亮が彼女と絡んでいく話なのかと思っていたから、全く何の絡みもなく終わってビックリしたよ。

まぁ…ネットで編集者の書き込みを見た…というのが絡みといえば絡みなのか。 そんだけ…ぇ…。

で、編集者の方はカメラマンに「あんたのせいだ。私のせいだ。」と言って終わりなの~
正直、こっちの薄すぎるエピソード、不要なのでは。

百合の方は姉弟で母に復讐してスッキリ解決。

しかし、亮さん、そんなに百合が好きなんだとはクライマックスまで解らなかった。従業員の1人としてしか見ていないのだと思った。そんなに好きなら…あんな仕事やらせとくなよ…。

そして、同じアプリを使って、恐らく同じ死因で亡くなっているのに嶋田久作氏のホラー死に顔に引き換え主役の綺麗さはどういう事だ…。

深キョンは「リング2」で恐怖の死に顔をきちんとご披露下さいましたが。
こういう所はホラーならば徹底していただきたいところ。

「トーク・トゥ・ザ・デッド」公式サイト

 


トーク・トゥ・ザ・デッド@映画生活トラックバック

★前田有一の超映画批評★

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★★邦画・た行ホラー日本映画

 

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奈可久う子(くう)

◆ドラマ・映画 エンタメ系ライター&ブロガー。◆ハウツーサイトやリクルート・キュレーションサイトなどで映画紹介のライターしておりました。(お仕事はいつでも有り難くお受けします)

◆映画の評点はあくまでも私感です。(平均が2.5で1と5は滅多に付けていません)

◆戦争とホロコーストテーマの作品観賞がライフワーク。

◆レビューは上半部はネタバレなし感想、下部は観了した方と感想を共有できるように書いています。(古い記事は簡単感想です。時間のある時にリライトしています)

◆姉妹ブログ「ドラマ@見とり八段」

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