ミニ感想【TOWER タワー】ハトポッポー

TOWER タワー~ TOWER ~

   

監督: ミンハジ・フダ   
出演: ジェイコブ・アンダーソン、ソフィー・スタッキー、ジェシカ・バーデン、ジェフ・ベル、アダム・ディーコン
制作: 2012年 :日本未公開

2013年8月20日。DVD観賞。

ごく簡単なミニミニ感想で。
この記事には特にネタバレ欄は設けません。つまり、完全ネタバレ込み感想なのでご了承ください。

見始めて割とすぐに、何でこんなの借りて来ちゃったんだろう…と思った…。

「13日の金曜日」式の凶悪な何かが隠れて襲ってくるゴア・スリラー。
普通なら、楽しく避暑地に来たグループがワケの解らない殺人鬼に襲われて理不尽な死を遂げていく事にハラハラしながら見るわけだが…。

なんかさ~…とにかくこの、襲われる主人公サイドのグループがクズなのよ…。。
何だこいつら…と、思いながら見ているものだから、ハラハラできないのよ。いや、起きている事は色々と残酷なんだけど。そもそも…自業自得だし。

刑務所に入っていたロイドは刑期を終えて町へ帰ってきた。そこでストリートギャングの友達グループと再会し、海賊ラジオ局のアンテナを設置する仕事にありついたロイドは、「マーシー・ポイント」という改装中で立ち入り禁止の高層マンションへ入り込む。

このギャング仲間が本当に〇ねばいいのに…と思っちゃうほどなので、どうなろうが同情できず…。
そもそもマンションに立ち入った経緯だって不法侵入だし、その最上階でアンテナ設置のお祝いドラッグパーティ始めちゃうとか…もう本当に酷い。。

まぁ、主人公は出所してきて子どもも生まれるって事で、悪いことから手を引こうと思っていた矢先の事だから同情の余地はあるものの、何かというとこの友達甲斐のない仲間を頼ろうとしてきて…結果、自分と彼女の事しか考えてないし。

俺は1人でもジェマを探すぜ→出ていく→戻ってくる→みんなで行こうぜ→俺は1人でも探すぜ→出ていく→戻ってくる→俺は1人でも……しつこい。 だってこれの繰り返しなんだもん。

二度とドラッグやらないって言ってるのに飲み物にコッソリ仕込んで飲ませるとか、そんなヤツら友達でも何でもないから、そもそも。(怒)気づけよ、それくらい。。

殺人鬼っていうけれども、原因はあんたらがやった事への復讐だし、犯人だって最初からハトポッポーー以外に考えられないじゃん。だからミステリーでも何でもないのにもったいつけた正体暴露シーン…。

残虐シーンもありふれてるし…まぁ…ウワーーっとは思う物の、全体的に「どこかで見た」感じ。

ラストだけが「ああこう来たか」と、ちょっと思わされるものだった。

死人に口なし…というけれども、口がないのは死人ばかりではないよね。なるほど…と。

そんな感じでした。すいませんっ

 

 

 


・象のロケット

★前田有一の超映画批評★

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