『ライアーゲーム -再生-』秋山さんさえいれば、いくらでも続きます

ライアーゲーム -再生-

監督: 松山博昭   

出演: 松田翔太、多部未華子、芦田愛菜、江角マキコ、高橋ジョージ、濱田マリ、要潤、春海四方、斎藤陽子、川村陽子、新井浩文、野波麻帆、池田鉄洋、竜星涼、大野拓朗、前田健、鈴木一真、小池栄子、鈴木浩介、渡辺いっけい、船越英一郎
公開: 2012年3月3日

   

2012年3月7日。劇場観賞。

半年以上遅れレビュー (この記事は11月に書いています)

前にさ~、「ファイナル」って言ったよね、確か。「ファイナル」って……。
何で今さら「再生」なのよ。しかも、ナオちゃん居ないし~
と、ちょっとブーブー言いながら見に行ったけど、あの音楽にはやっぱりやられる。

あの音楽がかかって秋山さんが出てくれば、あら不思議。そこはもうライアーゲームの世界。

今回は20人のプレイヤーで「イス取りゲーム」。
ゲームの仕組み、それぞれのプレイヤーが自分だけが生き残りたいというエゴ丸出しの様相、に加えて、変な教祖さまが現れる。

ヒロインは、「バカが付くほどお人よしのナオちゃん」ではないので、普通にあっち行ったりこっち行ったり情報に惑わされて右往左往…。
多部未華子ちゃんの演技はいつも通り素晴らしいけれども、キャラクターが「普通の生真面目な女子大生」なので面白味はない。
いつもコミックヒロインに憑依されるような多部ちゃんの演技力がもったいない…。

キノコーーー@福永が、ただの解説要員になっちゃってるのも寂しい限り。

それでも、秋山さんがそこにいれば、ライアーゲームの世界はしっかり成り立つ…から凄い。

 平安時代でも賽を振っているしね…。  

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今回はルールはそんなに難しくないんだけど、いつもこのシリーズを見ている時、私はあまり考えていない。
秋山さんが考えているように事が進むんですもの~~!!
こっちが考える必要がないのよ。

…って事で…今回も普通に面白かった。

こうやってどんどん黒幕は出てくるわけで、つまりヒロインがいくら変わっても、秋山さんとライアーゲーム事務局とフジテレビがやる気になれば、いくらでも続編は作り続けられるという事。

でも、まぁ…次にやる時はドラマSPでお願いしたいかな…。

【関連記事】
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以下ネタバレ感想

 

簡単に。

芦田愛菜ちゃんは天才子役として有名だし、私も凄いとは思っているけれども、やはり難しい事を大人っぽく話すのは無理がある。(大河「江」の時にもそう感じたんだけど)。
滑舌がやはり良くないんですよ。
もちろん仕方ないのですが、ここはもう少し年長の子役を使った方が良かったのでは、と思ったところ。
(ってか、子役じゃなきゃダメなのこれ…)

主催者であるΩが言っていた通り、誰かが止めても新たな資産家がまたゲームを開催し、際限なくライアーゲームは続く。

しかし、アリスは、もうゲームは終わりにしても良いと言っていた。

つまり次作があるかどうかは曖昧なのでした。

…っていうか…この先何年後かに作ったとしても、アリスはもう出番は終わりだよね。愛菜ちゃんは成長しちゃうし。

そして、ナオの出番ももう二度とないんだろうな。
そっか…「ファイナル」って、ナオちゃんがファイナルって意味だったのか…。

「ライアーゲーム -再生-」公式サイト

 


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