『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』父上の声……

手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく

監督: 森下孝三   
出演: 堺雅人、吉岡秀隆、吉永小百合、観世清和、黒谷友香、折笠愛、竹内順子、玄田哲章、水樹奈々
公開: 2011年5月28日

   

劇場鑑賞。

原作はだいぶ昔に読んでいる。 何度も読み返している。

大昔、本気で漫画家を目指していた身としては、手塚治虫先生は今でも「先生」だ。
偉大なのだ。とても呼び捨てになんかできない。

そんな手塚先生の名作「ブッダ」を原作としたこの作品・・・

予告で見ていた時は「絵が綺麗だな」と思っていた。キャラクターが原作と似ていない、などはあまり気にならない。原作者本人がキャラクターデザインしない限り、違う絵になるのは当然だからだ。

 

日本のアニメは優秀だ。声も堺さんが当てるという。とても楽しみにしていたのである。

しかし、全14巻に渡る「ブッダ」のどうしてこの部分…
と思っていたら、三部作にするんだってね・・・

正直、次はどうしよう、観に行くべきなのだろうか、と悩むレベルです。。

宗教臭いとか説教臭いとかいう部分はほとんどないので、誰にでも観易い出来だとは思う。ツッコミ所がいっぱいなのも…まぁ、仕方ないだろう。

しかし・・・表情の動きといい体の動きといい、決して出来のいいアニメではなかった。

・・・そして、絵より何より・・・声が酷かった…

いや、堺さんは経験もあるだけに良かったけど…シッダールタを堺さんが当てれば良かったのに。イメージはその方が合ってたと思う。

いや、そんなレベルじゃない酷さが・・・パパだよ・・・

なんなの?どうしたの?なんでこんなに・・・スティックなの・・・も~衝撃的だった・・・

この映画を観に行って感想を書いている今までに半年。感想と言ったら、パパのスティックっぷりの衝撃・・・こればっか思い出すわ。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 

    


ツッコミ所はいっぱいあったけど、今となってはもう、あのの記憶ばかりが頭を支配する。

ラストも、何だかちょん切れた感じで驚いた。(三部作だと思わなかったから余計に驚いた )

上に「説教臭くない」と書いたけれども、その代わり、もう何も残らない作品だった。もし、観なおす機会があって、ツッコミ所を見つけたら、追記します。

・手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく 公式サイト

 

 

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★前田有一の超映画批評★

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★★邦画・た行アニメ日本映画

 

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奈可久う子(くう)

◆ドラマ・映画 エンタメ系ライター&ブロガー。◆ハウツーサイトやリクルート・キュレーションサイトなどで映画紹介のライターしておりました。(お仕事はいつでも有り難くお受けします)

◆映画の評点はあくまでも私感です。(平均が2.5で1と5は滅多に付けていません)

◆戦争とホロコーストテーマの作品観賞がライフワーク。

◆レビューは上半部はネタバレなし感想、下部は観了した方と感想を共有できるように書いています。(古い記事は簡単感想です。時間のある時にリライトしています)

◆姉妹ブログ「ドラマ@見とり八段」

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