『ハネムーン』寄生獣……

ハネムーン

~ HONEYMOON ~

   

監督: リー・ジャニアック   
出演: ローズ・レスリー、ハリー・トレッダウェイ、ハンナ・ブラウン
公開: 2014年12月6日

2015年4月26日。DVD観賞。

つ…つまりそういう事ですよね?そういうことでしょ。

どうしてこれを見ようと思ったのか今だによく解らない。だからきっと呼ばれたんだと思うの。

ソッチ系だったとはね…。

最愛のビー(ローズ・レスリー)と結婚したポール(ハリー・トレッダウェイ)は湖畔の別荘へハネムーンにやって来るが、真夜中に妻が寝室から姿を消す。全裸のまま森の中で立っていたビーを見つけ出した翌日、彼女の足に何かにかまれたような傷痕があることにポールは気付く。ビーの奇行や近所でレストランを経営する夫婦の奇妙な言動に不審を募らせていくポールは、やがて予期せぬ事態に直面し……。(シネマトウディより引用)

 

簡単感想で。

ハネムーンなのになぜこんな地味な小屋に来たんだ…

と、思いつつも「そうしないと話が始まらないし…」「まぁ愛があれば場所なんてどこだろうとイイ思い出よね…」「これじゃ別にハネムーンじゃなくてイチャイチャバカップルのバカンスでも良かったじゃん…」と様々な想いが脳を駆け巡る冒頭。

イチャイチャラブシーンの連続をボーっと見せられ続けるのもこの手のホラーのお約束。耐える。

やがて話が動き出すと意味不明な妻の言動にイラっとさせられ…。

まぁ薄々感づくけれども描写にオエッとなって…。

ラストは、ちょっとゾッとするのだった。何のこっちゃ。まぁ…そういう感じです。。

この手のストーリー、大抵は女子の方が主役なのに珍しく見るからに戦えなそうなダンナ(中の人ハリー・トレッダウェイくん)が奮闘していたり、「ああ、そこに拘るから独身じゃなくてあえて結婚なのか」と思ったり、そういう意外性はあった。

ホラーとして恐いかと聞かれたら決して恐くはないけれども、結末は別の意味でゾッとした。

これも愛よね、愛なのね。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 

    


ダンナを拒否するにしたって、もっと上手くやればいいんじゃね。これじゃバレバレで浮気を疑われても仕方ないよね。「楽しい気分が台無しよ」とかいうけれども台無しにしてるのは、あんたですから~

…と、ムカムカしながら見ていたワケだけれども、もうすでに浸蝕されておかしくなっているんだから仕方ないよね、という話ね。

「光」に呼び出されて入りこまれてからおかしくなった…と思ったけれども、もしかしたらハネムーンにここを選んだ段階ですでに呼ばれていたのかも。ビーが子宮と子どもの話に妙に神経質になっていたのは確か夢遊病の前。

「頭が痛いの」…うん、よし、これでいこう。

とか嘘の練習しているのを見た時はイラッとしたけれども、後々から振り返って考えると可愛いエイリアンだよね。。

だから…結局、寄生獣にやられちゃったって事ですよね。女好きの寄生獣。。

残った意識は一応、大切なダンナを隠してあげようと思っているのだから、いじらしいと言えばいじらしい。

…けど…ポールって、たぶん水が苦手だよね。一番残酷な死に方させたな……無邪気なだけに、そこにゾッとした。

「ハネムーン」公式サイト

 

 


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・象のロケット

★前田有一の超映画批評★


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★★外国・ハ行ホラーアメリカ

 

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奈可久う子(くう)

◆ドラマ・映画 エンタメ系ライター&ブロガー。◆ハウツーサイトやリクルート・キュレーションサイトなどで映画紹介のライターしておりました。(お仕事はいつでも有り難くお受けします)

◆映画の評点はあくまでも私感です。(平均が2.5で1と5は滅多に付けていません)

◆戦争とホロコーストテーマの作品観賞がライフワーク。

◆レビューは上半部はネタバレなし感想、下部は観了した方と感想を共有できるように書いています。(古い記事は簡単感想です。時間のある時にリライトしています)

◆姉妹ブログ「ドラマ@見とり八段」

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