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『シチリア!シチリア!』人生は平凡だから美しい

シチリア! シチリア!
~ BAARIA ~

監督: ジュゼッペ・トルナトーレ   

出演: フランチェスコ・シャンナ、モニカ・ベルッチ、フランシスコ・スキアーナ、マルガレット・マデ、アンヘラ・モリーナ、マーグレス・マデ、リナ・サストリ、サルヴォ・フィカッラ、ヴァレンティノ・ピコーネ、ガエタノ・アロニカ、ルイジ・ロ・カーショ、ミケーレ・プラチド、ラウル・ボヴァ
公開: 2010年12月

        

2010年12月21日。劇場鑑賞。

簡単感想で・・・

ジュゼッペ・トルナトーレ監督の「ニュー・シネマ・パラダイス」(未レビュー)は大好きな映画だ。
だから、ものすごく期待して観に行った。

白い土、青い空、晴れて澄み切ったシチリアの土地と、そこで育った1人の男の人生が2時間半に渡って描かれる。
温かい風を感じられるような、本当に気持ちのいい映画である。

しかし、それだけだった。

この映画を人に説明するならば、「シチリアのある男の人生が延々と描かれる映画」であり、その人物は、歴史上の有名人というわけではなく、「ベンジャミン・バトン」のように数奇な人生を送っているわけでもない。

いや、もちろん、時代も時代だし、現代では有りえないような色々な事は起こるわけだが…まぁ、平凡といえば平凡なのでは。

つまり、私たちの人生だって思い起こせばあんな事やこんな事があるわけで、切り取ってみれば充分に苦々しかったり美しかったりするわけだ。

この作品も、そんなふうに「ある男の人生」を切って繋いで出来ている。

非常に気持ちよく、優しく、心温まる良い映画なのだが…長い…。

長く、それほど盛り上がりもなく…申し訳ないが眠かった。…というよりも、実際に何度か意識を失くしていたような気がする。

だから…
こんな私にとって、ラストは、とっても合点がいった…

時間がいっぱいある時に、気持ちよく眺めるのにはいい映画。
これを観た後に眠ると気持ちのいい夢が見れそうな気がする。そんな作品です。

 

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こうして、観て1年近く経ってから感想を書くと、本当に「気持ちよい映画でした」という以外にほとんど記憶がない。(あ、遅れレビューです)

 

ラストは、「全部夢だった」とも、「子供に戻った」とも、「過去に戻った」とも取れるが、私はただ単に時間を巻き戻して最初からまた始まるんだなぁ、と解釈する。

そして、また最初から同じ人生が延々と始まるんだよね。

そう考えると…人生の終りにこの映画を見ると、気持ちよく最期を迎えられるのかも知れない。

記憶の走馬灯と同じだけの長さの人生が、私もまた始まるのかも。

 

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