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【 地下鉄(メトロ)に乗って 】地下鉄の入り口はタイムワープの入り口

地下鉄(メトロ)に乗って

     

監督: 篠原哲雄   
出演: 堤真一、岡本綾、大沢たかお、常盤貴子、田中泯、笹野高史、北条隆博、吉行和子
公開: 2006年10月21日

CSチャンネルNECOにて視聴。

公開時、なぜか見に行かず、その後もCS で何度も放映されいるのに なぜかちゃんと見る機会がなく、今日初めてジックリ全部見た。

原作は浅田次郎の同名小説。未読です。

子供時代の屈折した体験から父に反感を持っていた男が、 ある時からタイムスリップで父の過去と出会うようになり、 父と家族について考えるようになる物語。

だとは朧気に知っていたのだけど(今までもCS で放映されるたびにチラチラながら見してたから。)シッカリ全部見てみると話はもっと複雑だ。

こんな結末が待っているとは、ちょっと意外。。。

父のことを知って、父の気持ちに近付くというだけの話ならば もっと爽やかな感動があったかも知れないけれども、何だか妙に 切なくて、もんもんとした気持ちが残ってしまった。

あれで良いのかなぁ。。。泣.gif

岡本綾が切なくて、ちょっと不思議な色気もあって。。。
凄く良かった。

地下鉄でタイムスリップというのは、頷ける発想だと思う。

私の実家は某市営地下鉄の沿線にあって、そこへ引っ越したのは 小学生の時だった。

初めて乗った地下鉄は、外を走っている普通の電車よりも ずっと静かになめらかに動いて、いつまでも薄暗いトンネルの中で 駅もトンネルの中にあって。。。

何だか違う世界みたいでワクワクした。
確かに、過去にでも未来にでも飛んで行きそうな気がした。

昭和の風景も相まって、ちょっと懐かしい 気持ちになれた映画ではある。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 

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「ごめんね。おかあさん」

で、みち子がごろごろ階段を落ちていくシーンでビックリして
え~っ。。。。と言ってしまった。。。

あれじゃ、自己犠牲が過ぎるのでは。。。

自分の存在その物を消してしまうのは、自殺と同じだ。

結婚しているワケじゃないんだし、あのままお別れすれば いいと思うんだけど、それじゃダメなの

あの下りのおかげで、とても温かい話だとかそういう評価は 出来なくなってしまった私。。。

お父さんとの過去とか家族再生とか、そこよりも、 みち子の方が印象に深く残ってしまって。

そもそも、最初は地下鉄に乗ってタイムスリップ、のはずだったのに いつの間にかいつでも何処でもタイムスリップになってるし。。。
そして、みち子にまでその力(っていうのか?)が移って しまっているのは何故なんだろう。

ラスト、ポケットの指輪に気付いて首をかしげる主人公。

みち子なんて人は、最初から居なかったかのよう。

これが愛人の末路なんだとしたら、ちょっと悲しすぎる。

何だか、最初から、みち子の存在を消すための話みたいで。
だから、後味は。。。あんまり良くないなぁ。。。。
と、思っちゃった。。。

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comment

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >オトコにとって都合よく父の愛人も自分の愛人も
    チャンチャン・・・ってそりゃないよと。
    でしょ~!私もそう思ったのです。
    この映画は、とっても男にとって都合の良い話よね。
    愛人は都合良く消えてしまって家族円満なストーリーだ~[絵文字:i-241]
    >好きなわけでもなかった、千人針のつながりかな
    うん~。。。?あったかな。。。原作の方かも。
    私は今も原作未読です。
    って言うか、この映画見た後、もう原作読む気にならない[絵文字:i-229]

  2. Ageha より:

    SECRET: 0
    PASS: 5a6584dad1cbda693d0e6b978a57d9e8
    うん、後味悪かった・・・な。これは。
    父子の確執をといて、家族がひとつになるような
    物語にすることだってできたろうにと。
    ・・・そのためには愛人の存在は邪魔てか?
    オトコにとって都合よく父の愛人も自分の愛人も
    チャンチャン・・・ってそりゃないよと。
    存在がなくなるって記憶からも消えるわけでしょ?
    http://cyberdoll.seesaa.net/article/25567994.html
    コチラは原作本の感想。
    http://cyberdoll.seesaa.net/article/36646527.html
    コチラは映画の感想。
    どっちで出てきた台詞だったかは忘れましたが
    大沢たかおが演じてた役の本妻、堤真一の母役のひとがね
    このひとと結婚する前に好きなひとがいてそのひとの子供を
    宿したままこのひとと結婚したの、
    好きなわけでもなかった、千人針のつながりかな・・てな話があって
    そこもね・・・。

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >私はこの映画って凄くご都合主義やな~って思いました。
    色んな意味でご都合主義でした^^;
    私的には、すっごく男性(主人公)に都合良くできてるなぁと。。。
    岡本綾のスキャンダルは、丁度この頃だったんですね~。
    気付きませんでしたわ。
    作中でも外でも愛人って事で。。。
    ある意味宣伝になったのでは(んなワケないか^^;)

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    私はこの映画って凄くご都合主義やな~って思いました。
    しかもこの映画が公開されてからでしたか、岡本綾さんが中村獅童さんの車の助手席に乗っているところがスクープされたことがありましたからね。
    やはり俳優さんたちは自分の出演映画の評価を下げるような行動はしちゃあきませんよね。