『ハチミツとクローバー』絵と海と切ない恋と

ハチミツとクローバー

   

監督: 高田雅博
出演:  櫻井翔、伊勢谷友介、蒼井優、加瀬亮、関めぐみ、堺雅人、堀部圭亮、宮崎吐夢、銀粉蝶、利重剛、春田純一、池田鉄洋、真島啓、浜野謙太、中村獅童、田辺誠一、西田尚美
公開: 2006年7月22日

CS日本映画専門チャンネル で視聴。

人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった。

竹本の独白と、ハグとの出会いが極めて印象的だった宣伝CM。

劇場公開時は、まぁその内にテレビで見ればいいか~、と思い、実際にそうなった。

でも、何だか懐かしくて素敵な映画だったと思う。

映画にしても、ドラマにしても、入り込めるかどうかは、ある程度、観る側の人生経験が投影するもので。。。

私は、中学から高校まで、ずっと美大に行きたいと思っていた。

実際は、それほどの才能は無い事に気付き、あきらめたんだけど。

あきらめたからこそ、大きなキャンバスに思い切り筆を振る天才美大生と言われるハグミに魅せられた。

そして、みんなの賞賛を受ける森田に。

ハグと森田が2人で表の看板に好き勝手に色を塗るシーンが大好き。

天才は天才に魅せられる。

もしも、自分にもあれほどの才能があったら。。。
こういう人に出会えていたら。。。

今頃、どういう人生だっただろう

と、ふと考える。

自分もデザイン系の学科で4年間過ごしたので、画材やキャンバスを運ぶわさわさした学校の廊下風景は何だか懐かしかった。

片想いに片想いの切なさも。

何だか、今となっては懐かしいな。

伊勢谷友介は、あまり顔は好きじゃないんだけど 、スクリーンで観る度に魅力的な人だと思う。

動いて、演技して、生きてくる俳優さん。

蒼井優ちゃんのハグはいう事なし。

この2人の輝きで作られた映画という印象。

櫻井翔くんの竹本の気持ちが切なかったわ。
何だか励ましてあげたくなるよ。

学生時代は、色々な体験ができて、色々な恋ができて、たくさんの出会いがあって。。。

輝いていたなぁ、と思い出させてくれる作品だった。

 


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・象のロケット

★前田有一の超映画批評★

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★★★邦画・は行日本映画

 

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奈可久う子(くう)

◆ドラマ・映画 エンタメ系ライター&ブロガー。◆ハウツーサイトやリクルート・キュレーションサイトなどで映画紹介のライターしておりました。(お仕事はいつでも有り難くお受けします)

◆映画の評点はあくまでも私感です。(平均が2.5で1と5は滅多に付けていません)

◆戦争とホロコーストテーマの作品観賞がライフワーク。

◆レビューは上半部はネタバレなし感想、下部は観了した方と感想を共有できるように書いています。(古い記事は簡単感想です。時間のある時にリライトしています)

◆姉妹ブログ「ドラマ@見とり八段」

comment

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いつもトラバさせていただき、ありがとうございます~(__)
    コメント、感謝します。
    今後もよろしくお付き合い下さいませ。

  2. SECRET: 0
    PASS: 269bf00f9eb46c9654517d3654a95a62
    TB有り難うございます。
    すごく素敵なレビューになりましたね。

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