映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』地獄、往復19800円、こけし付き

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇


監督: 本田隆一

出演: 竹野内豊、水川あさみ、樹木希林、片桐はいり、荒川良々、でんでん、橋本愛、柄本明、鈴木福、平田敬士
公開: 2011年8月


         

DVD鑑賞。

ゆるーーーーく笑う映画である。

近隣の劇場では何処も上映されていなくて、だから予告も一切目にしていないし、DVDが出るまで存在も知らなかった作品。
宣伝文句には「笑いっぱなし」のように書いてあった気がするが、そんなでもない。ただ、ずっと楽しい。ツボにハマると、クスッとなる。

地獄なんて誰も見たことないわけだから、描き方は様々だろうけど、この作品では火の海だの三途の川原だの水責めだの餓鬼だのは一切出てこない。ゆるーーーい地獄なのである。

私的には、笑うよりも、切なくてウルっとした…。そっちの方が印象深い。

あと、夫婦ってものについて、いっぱいいっぱい考えた。

結婚前の付き合いが長かったからなのか、作中の夫婦は、新婚なのに何故か倦怠期。
特にケンカしているわけでもなく、仲が悪いわけでもないが、「何となくつまらない」らしい。

夫婦としての共通の話題や共通の体験がいかに大切か、この作品の最後にはよく見える。
ずっと一緒に居る事…は簡単なようでいて簡単ではないのである。

ゆるく笑って、ちょっと感動する、とても良い作品だった。私は好きです。


「コメディ映画初主演」と宣伝されているけれども、ドラマをよく見る者にとっては、別に珍しくもない竹野内豊の飄々とした天然の面白さが光る。

も~、とにかく…この作品の竹さまは、今までにないほどチャーミングハート

だから、私は大きな声でお薦めします。

竹さまファンは絶対に見るべし・・・!!

ホラーじゃないので、誰でも竹さまウォッチに参加できます。

もちろん…水川あさみちゃんも可愛いよハート

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


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2011年12月現在、ドラマ「妖怪人間ベム」にハマってる身としては、柄本明さんが「名前のない男」にしか見えない・・・

どんどん出てくる赤いでんでんさんがおかしい…と思いつつも、追いかけられたら絶対こわい~!!

橋本愛ちゃんも、鈴木福ちゃんも、青すぎて誰だか解らないよ。
福ちゃんなんか、EDで確認した始末。


ナイトマーケットで、だんだん仲良くなる大木夫妻と青い子供たちを見ている内に、切なくなってきた。
この子たちが本当に兄弟なのかどうかは解らないけれども、死んでしまっている事は確かなのよね。

ヨシコの

「さき、きっといつか私たちを産んでください」

で確信した時は、涙が出てきた。

イイジマさんは死んでしまった奥さんを追って地獄に来たのだという。奥さんは赤い人になってしまって、もう自分の事は覚えていない。でも、イイジマさんは2人で生まれ変われる日を待っている。

地獄の人にも、それぞれの事情。


共通の体験をして、お互いの大切さを再確認して、固まった夫婦の絆。

良い新婚旅行だな、これは・・・

ハワイやヨーロッパに行くよりも、これからは地獄だな…
最後まで温かい気持ちで見れる、ステキな旅行。

・「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」 公式サイト



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