映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『七つまでは神のうち』7つまでは黄泉の国の所属

七つまでは神のうち


監督: 三宅隆太   

キャスト: 日南響子、飛鳥凛、藤本七海、竹井亮介、宝積有香、駒木根隆介、松澤一之、霧島れいか
公開: 2011年8月



    

DVD鑑賞。

日本では、毎年10万件以上の捜索願が届出される。内9万件は解決し、1万件は毎年行方不明のまま。いわゆる「神隠し」といわれる状態になる・・・

居なくなった人は、何処へ行ってしまったのか。生きているのか、それとも…

という所からストーリーは始まる。

何に惹かれたかというと、このタイトルですよ。
「七つまでは神のうち」
なんて、ロマンティックで神秘的で美しいのだろう・・・。

ということで、内容は全く知らずに借りてきた。

ハッキリ言ってしまうと、時々こわっと思う部分もあるものの、全体的にはツッコミ所だらけだった。

場面と時間がコロコロ変わる作りは、ちょっと「呪怨」チック…だけど、あそこまで恐いものは何もない。

結局、霊の仕業なのか誰かの妄想なのか、そもそも主人公さえ誰なのか…
たくさんの疑問が湧いてきます。

ああ、でも、全部が妄想、すなわち誰かの悪夢なのだと考えれば、ツッコミ所も所詮夢だから…ってことで納得していいのかな。でも、それって反則な気もする。

映画、ドラマ、小説…世の中の創作物全て「これは夢でした」で終わってたら何でもできてしまう。
そういう話は数少なくて作りが優秀だからこそ面白い。


この作品が映画デビューだという日南響子さんの透明感のある美少女っぷりが一番の見どころ。


後は、ネタバレ欄で。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


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ツッコミ所は冒頭から始まる…

普通、車で追うんだったら、追ってる間に警察に連絡したりナンバー控えたりするよね…
恥かくといけないから、確認してから通報しようと思ったのかな。
警察だってそのくらい動いてくれるよ。税金払ってるんだから怒.gif


そもそも、繭と言う子は事件の時から精神不安定なわけで、この映画の中で起こることは全て繭の妄想である可能性が大きい。
だから、この車で追っているシーンから全てが繭の夢なんだと思えば、この馬鹿な親子の行動も納得できるけど。

では、あの市松人形など、薫と麗奈の身に起きた事は何なのだろうか。全て、それぞれの悪夢で、それが統合されてああいう事態になったのかな。

あの学校で目隠しされて吊るされてるのを助けるシーンは、何だかお粗末だった…。
しかし、あれも誰かの夢だと思えば、すぐに縄が解けてしまうのも納得・・・えっ…そんな事でいいの汗2.gif


一番納得できる結論としては、全てがさくらの母である真奈の夢だという結論かな…。
途中でハッキリとカウンセラーも出てくる事だし、真奈だったら恨みのあまり全てを創作する事が可能。


森の中で、繭のパパが車を見つけた時、白骨死体のようなものが助手席に乗ってるんだよね。
あれが真奈で、狂った父親の方が真奈の夢の通りに行動しているという可能性もある。
その場合は、真奈はすでに死んでいるのでホラーという事になる…

どっちにしろ、初めのシーンは真奈。ラストシーンも真奈なので、この映画の主人公はきっと真奈なのだろう。そんな気がする。

幼い子供を失った悲しみは解るけれども、そういう部分も胸を抉られるほどの描写はなく、切ない気持ちにもあまりなれなかった。色々と残念な映画。

とにかく・・・イジメはダメだよ。そういう話。


・「七つまでは神のうち」 公式サイト


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