映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』ゲームのような冒険活劇

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
~ THE ADVENTURES OF TINTIN : THE SECRET OF THE UNICORN ~



監督: スティーヴン・スピルバーグ   
出演: ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、ダニエル・クレイグ、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
    (浪川大輔、チョー、森田順平、大川透、浦山迅)
公開: 2011年6月18日



    


もう~とにかく画が素晴らしい。

髪の毛1本1本…どころか、うぶ毛の1本1本までの緻密さ。
その質感は、実写としか思えない出来具合で、CGアニメって本当に凄い…と、お口ポカーン状態で見てしまった。
人間だってその状態だから、建物、風景、に至るまで全てが質感を持って目の前に現れる。

これが発達したら人間って要らなくなってしまうのでは、と不安になるくらい。

ただ、表情はやはり乏しいんですよね。絵なのだから当然だけど。
普通のアニメだったら全く気にならない所が、なまじリアルな画だけに気になると言うこの現象。

シリーズ化するようだから、たぶん、これから回を追うごとに技術も進歩して、いつか本当に現実の人間だか絵だか解らなくなってしまうんだろうな…

しかし、よくあの単純な絵からこんな物を作ったよな~、と感心する…
いや、実は原作は一切知らないのですが、キャラクターとしてはなぜか知っていた。
タンタンの冒険.png


ストーリーに関しては、「インディ・ジョーンズ」のような冒険活劇である。

元々「レイダース・失われたアーク」が「タンタンの冒険」とそっくりだという批評が出てからスピルバーグは原作を読み始めてすっかりファンになったと聞いているから、似ていて当然なのかも。

ツッコミ所は数あれど、それは元々原作がジュヴナイル作品であるわけだから、わくわく出来れば良いのだろう。

しかし、お子様にとっては、ちょっと長く感じられてしまうかも…。
ハマる方はハマる事でしょう。

「インディ」っぽければ懐かしさもあってワクワクするはずだが、私は意外と冷静に観てしまった。「観る」というよりも「眺めた」感じ。

恐らく…実写だったら、もっとテンション高く見れていたような気がする。

あ~…3Dゲームならば、もっと楽しめるかも。


そういえば、今回日本語吹き替え版を見たんだけど、声優さんが当てた声はやっぱり素晴らしいわ~と思いました。
字幕で見た方には関係ない話だけど、感想として一応書いておく。

日本のアニメ映画は、近年、声優さんじゃないどころかタレントのような人を声に使ったりするけれども…
声優さんに頼みましょうよ。
この作品を観て、つくづくしみじみそう思いました。


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スピルバーグ監督作品というのに期待値上がり過ぎたせいもあるのかも。行く前からポータルサイトの評価が高いのも知っていたし。

今年観た中では、スピルバーグが制作に関わった「SUPER8」は、懐かしさでいっぱいで泣けてしまうほどだったけれども、この作品にはそれは全く感じられなかった。

音楽もあまり印象に残らず…

本当に、画に驚きに行ったようなものだった。

でも、シリーズが進めばウキウキしてくるものなのかも知れないので、次作は観に行く予定でいます。


ところで…

船長は、また連れて行くの
あの人がいると、余計な冒険が増えるような~。笑.gif

セスナもマニュアル読んですぐ操縦できるほどのタンタンなのだから、きっと船も1人で動かせる気がする…。


・タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 公式サイト



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