『インシディアス』呪怨→ゴーストバスターズ→蝋人形の館

インシディアス
~ INSIDIOUS ~

    

監督: ジェームズ・ワン   
出演: パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、バーバラ・ハーシー
公開: 2011年8月

オープニングから妙に禍々しくて長い・・・

ホラーですよ、ホラーですよ・・・って感じが、もう王道のクラッシックホラーの空気を醸し出している。

冒頭から「音」がポイントになっている。
あの音、この音。うるさいくらい響く。

つまり・・・

よくある、音と衝撃で驚かせる型ホラーである。

「音のお化け屋敷」という感じ。
いや、「お化け屋敷」じゃなくて「ホラーハウス」だな。ここ大事。

今までにも何回も書いているけれども、私は芯からゾッと来るような心に残る、夜寝れなくなるほどの余韻があるホラーが好き。
日本人には、黒髪の霊・・・

これは、あまりにも「もののけ」の姿かたちがハッキリしすぎちゃって奥ゆかしく出ている間はまだ恐かったけど、肝心のクライマックスの時には・・・
もう慣れちゃってた。衝撃に。

これだけは言っておこう。

EDを最後まで見ると・・・大変なことが・・・

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 

    


もうね~・・・
「悪魔」の姿が出ちゃってからは赤いカッパにしか見えなくて~

   かっぱ

で、ゴーストバスターズが現われて、あのガスマスクが出てきた段階で

「終わた・・・・」

と思った・・・

一ヶ所だけ本当にゾゾゾ・・っとしたシーンがあって

新しい家で、窓から主人公が覗くとハワイアンにのってゆらゆらと踊っている小さな黒い影。

となりの窓から覗くと、消えてる。

この、ゾー・・・っこそがホラーに必要なものだと思うのね。

こういうのが全体に漂っていれば、精神的にやられるホラーになるのに。

あちらさんのホラーは見せすぎなんだよね。

残念な感じでした。はい。

・インシディアス  公式サイト


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・象のロケット
★前田有一の超映画批評★

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