映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『シャッター アイランド』現実と悪夢の境界を見る島

シャッター アイランド
~ SHUTTER ISLAND ~


  


監督:  マーティン・スコセッシ   
出演: レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングズレー
公開: 2010年4月



結局、どっちだったんだ~~~

と、言うのが上映終了後に友達と交わした言葉

謎解き謎解き・・・と宣伝されているけれどもクライマックスの丁寧親切な謎解きを信用するならば、それほど衝撃的な展開ではない、と思う。

この手のストーリー展開は案外有り触れているので・・・

しかし、ラストのテディの言葉をどう捉えるかでは、あるいは衝撃的な結末と言えるのかも知れない。


とりあえず、ネタバレすんなと作品冒頭でもクギ刺されてるので
ネタばれになる事は全て下のネタバレ欄で。

 

ストーリーのオチとしては衝撃度は個人によって違うと思うが、映像は衝撃的である。

あんなに悲しい現実は・・・
夢であってほしい。
(本当に現実ならばね)


面白いかどうかは、たぶん人それぞれ。
しかし、臨場感タップリの美しい映像とディカプリオの演技は見る価値のある物。

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


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院長が語り、テディ自らが思い出す記憶。
これが真実なのだとしたら、このストーリーは、「世にも奇妙な物語」的で、あんまり大したどんでん返しには見えないだろうな~。。。

大体、最初からあまりにも「衝撃」だの「謎解き」だのと宣伝され過ぎているので、あれが物語の真実なのだとしたら、似たような展開は長編で短編で、映画で本でドラマでいっぱい語られてますよ、って事になってしまう。

だから、そんなはずはない、と、ついつい裏の裏まで考えてしまう。。。

あの「真実」は植え付けられた真実なのかも、と。


。。。で、結局は、どっちなんでしょうね
そこは個人で考えてね、って事なんでしょうか。

ラストのセリフが大変気になります。

ラスト、たぶん手術のために連れられていくテディは、あの後大人しく手術を受けるのか

それとも、逃げ出す手段を講じるのか

それとも、「真実」自体が、また悪夢の中であり、目が覚めれば彼は調査の為に島へ来た「テディ」で、相棒は彼の側に今もいるのか。。。


帰りの車の中で、ふと考える。

私は今、起きているのか、それともこれも夢なのか。

もしも、今暮らしているこの世界が、全て仕組まれた物だったら。
あるいは、今の現実が全て子供の自分が見ている夢の中だったら。

無限に想像力が広がる世界。


もしも、あの「現実」が本当に「真実」なのだとしたら。。。
テディは手術を受けてしまった方が幸せなんだろうな。。。
あんな切ない現実は、気が狂わなければ、とても受け容れられない。

・シャッター アイランド 公式サイト


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