映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『ユナイテッド93』9.11テロの日、その機内で起きていた戦い

ユナイテッド93
~UNITED93~



   

監督: ポール・グリーングラス
出演: コーリイ・ジョンソン、デヴィッド・ラッシュ、ハリド・アブダラ、オパル・アラディン、ポリー・アダムス、デヴィッド・アラン・ブッシェ

公開: 2006年8月


CSムービープラスにて視聴。

先にUPしたワールド・トレード・センターに引き続き、9.11テロ事件関連作品。
これも公開当時は見に行っていません。今回が初見です。

私は本当に無知だと思う。

この映画の公開は知っていたけれども、このユナイテッド93便という旅客機がどういう飛行機かは知らなかったのだから。

私はこの93便と言う機体も、あの日ワールドトレードセンターに衝突した飛行機の一機だと思っていた。

昨日、ワールド・トレード・センターの記事をUPした後で、Wikiをジックリと読み返しました。

あの2001年9月11日。
テロリストにハイジャックされた旅客機は4機。

その内、世界貿易センター・ツインタワーに衝突したのは、アメリカン航空11便ユナイテッド航空175便の2機。アメリカン航空77便は、ペンタゴンに激突。

そして、ユナイテッド航空93便だけが、唯一テロリストの目的を果たさず、郊外の地に墜落したのだった。

この旅客機に日本人の大学生が乗っていた事も初めて知った。

とても、恐い映画。

旅客機の中と管制塔のあの日の様子を、ただドキュメントのように綴る。その緊迫感で、頭の中が空っぽになるほど画面を見つめ続けた。

緊張で目が潤み、家族への電話で涙し、堕ちると解っていても救いを願うラストシーン。

飛行機は空を飛ぶ密室。ジャックされたら、誰も手を出す事は出来ない、と改めて思い知る。

飛行機の中で携帯から家族に電話する人々。

「生きて帰れたら、もうこの仕事は辞めるわ。
子ども達をよろしくね。」


震えながら、恐らく夫に電話しているのだろうキャビン・アテンダントの姿が頭から離れず。。。

あのクライマーズ・ハイの中にも出てきた、御巣鷹山日航機墜落事故の乗客の

「お父さんは本当に残念だ。

もう飛行機には乗りたくない。」


手紙を思い出す。。。

最後に出された

ユナイテッド93便だけが目標に達する事なく墜落した

と言う内容のテロップが、

何だかこれって

「彼らは国のために機を取り戻そうとした。
彼らのおかげで目標地だった何処かが助かった」


みたいに、英雄のように扱おうって事

と、ちょっと違和感だった。

だって、彼らは自分たちのために、自分たちが助かりたいから立ち向かって行ったんだもの。自分たちの命が危機に晒されているあんな時に愛国心なんて綺麗事、あるもんか。

。。。でも、後になって考えると。。。

遺族は、そういう言葉で少しは救われるのかな、とも思った。

今の時代に近い所にある衝撃の歴史を知るためにも、ぜひ一度見ておきたい作品だと思います。

・アメリカ同時多発テロ事件 by Wikipedia

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへお余所の映画レビューはこちらから「にほんブログ村」

 


にほんブログ村 映画評論・レビュー
ユナイテッド93@映画生活トラックバック
・象のロケット
★前田有一の超映画批評★