突入せよ!「あさま山荘」事件
作品情報
監督・キャスト
監督: 原田眞人
出演: 役所広司、伊武雅刀、藤田まこと、椎名桔平、宇崎竜童、天海祐希、串田和美、篠井英介、豊原功補、矢島健一、遠藤憲一、池内万作、原田遊人、甲本雅裕、田中哲司、石丸謙二郎、荒川良々、篠原涼子、松尾スズキ、武田真治、鈴木一真、もたいまさこ、高橋和也
日本公開日
公開: 2002年5月11日
レビュー
☆☆☆☆
劇場観賞: 2002年5月15日
あさま山荘事件は、1972年に連合赤軍が起こした長野県「浅間山荘」での人質立て籠もり事件である。
当時は毎日山荘の様子がテレビ中継され、日本中の注目を集めていた……らしい。よく覚えてません。が、何となく知ってる。この時、警官に配られた日清のカップヌードルが、この事件の中継のおかげで全国的に有名になったという。
あらすじ
1972年2月19日、警察に追われた連合赤軍のメンバー5人が、“あさま山荘”に侵入、管理人の妻・小雀真理子さんを人質に立てこもった。山荘は雪と氷に閉ざされ、外はマイナス10度を超える極寒の地。警察側は多数の警官を動員して周囲を包囲するものの、人質と大量の武器を抱えた犯人相手に容易に近づくことが出来ずにいた。この時、現場のNo.2として指揮を執る佐々淳行は後藤田正晴警察庁長官より「人質の救出」「犯人の生け捕り」など6項目からなる指示を受ける。しかし、銃器の使用に関して佐々が求めた現場の判断に任せるとの意見は却下される…………(Yahoo!映画より引用)
事件そのものではなく警察側を描く
この映画は、あさま山荘事件を、事件を追うのではなく裏側の警察の立場から見て描いた物です。
突撃シーンは迫力があり、当時の警察の内部争いの様子も伺え、緊張感いっぱいの映画でした。
邦画はビデオで充分の感がある物が多いですが、これはスクリーンで見て正解。
役所広司さんは始めは老けたなー、という印象でしたが、ストーリーを追う内にやっぱりイイ・・・、と思いました。
思えば大河の「信長」から時代劇「三匹が斬る」までずっと時代物の役所さんのファンだった私ですが、今回の役を見て、男は若さじゃないなーとつくづく感じました。内面から滲み出るカッコ良さがありますねー。
他にも有名な俳優さんがいっぱい出ているのですが、みんな、ホントにちょいと出で・・・すごいキャスティングの映画です。
犯人役の武田真二なんて、「えっ!!武田くん!!?」ってくらいちょっとしか顔が見えないし・・・他にも、「あれ、この人あの人?」ってくらいの登場の方が たくさんおられました。注目して観て下さい。
ラスト、人質役の篠原涼子のやつれた姿が色っぽすぎなのが印象的。。。
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・象のロケット
★前田有一の超映画批評★
comment
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>昨日テレビで見たのですが、
>有名どころが端役みたいな扱いですものね。
やってましたね~。
役所さん、若いな~と思いましたわ[絵文字:i-228]
ほんと、豪華キャスト山盛りでした。
>ただ・・・何時ぞや見た「プロジェクトX」。
>重機の操縦の人(椎名桔平がやっていた)のエピとかの方が、
>緊張感がありました。
この映画は事件そのものよりも、警察内部のゴタゴタを描いた物だから。。。
その分、滑稽な所も多く、軽く仕上がってるんですよね。
sannkenekoさん、一昨年に公開された「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」
はご覧になりました?
私は見てないのですが、こっちはモロに事件を描いているらしいんです。
今度、レンタルしてみようかなと思って。
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こんばんは。
昨日テレビで見たのですが、
有名どころが端役みたいな扱いですものね。
まあ、アレだけ登場人物が多ければ無理もないけれど。
ただ・・・何時ぞや見た「プロジェクトX」。
重機の操縦の人(椎名桔平がやっていた)のエピとかの方が、
緊張感がありました。
まあ、カットしまくりのものを見ていることも原因のひとつでしょうけれど。