映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『劔岳 点の記』本物の映像・本物の苦労

劔岳 点の記

      


監督: 木村大作
出演:  浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオル、宮崎あおい、役所広司、小澤征悦、國村隼、井川比佐志、夏八木勲、モロ師岡、螢雪次朗、仁科貴、蟹江一平、小市慢太郎、安藤彰則、橋本一郎、本田大輔、新井浩文、鈴木砂羽、笹野高史、石橋蓮司
     
公開: 2009年6月20日



昔は地図を作るのにも、こんな苦労があったんだなぁ。。。
陸軍参謀本部の測量手である柴崎芳太郎による日本最後の空白地点・剣岳への初登頂と測量。

それでも男達は山に登った。
出世のためでも競争のためでもなく、それが天から与えられた仕事だったから。


誰も登らなければ道はできない。
わしらが登れば道はできます。


物事の「最初」をやり遂げる男達の熱い姿。


映像はオールロケ。CGは一切使われていない。
山の美しさ、気高さ、厳しさは、全てそのまま。作り物のない自然の姿である。 それが黒澤組のカメラマン・木村大作の拘り。


ただね。。。

映画が動く写真だと考えれば確かに素晴らしい映像なんだけど、その分、ストーリーの方は薄いような。。。

いや、物語の中身は濃い。。。はずなんだけど。
危機とか悩みとかそういう心に訴えてくる物が、なぜか私にはあまり感じられず

ゴチャゴチャとエピソードはあるんだけど、時間の割りには、気付くと登頂成功してました。
。。。って位にあっけなく感じたんだけど~。。。。

木村大作と言うブランドに対して世の中は褒め称えすぎなんじゃ。。。
とか、ちょっと言ってみる。。。

どこに行ってもすごい高評価なので恐くてこんな記事、トラバも飛ばせないよ。笑.gif


私がこの映画で一番感じ入ったのは、浅野忠信と言う人の飄々とした存在感である。
今までもこの人が出ている映画は何本か観ているはずなんだけど。。。

スクリーンの中の時代にピッタリ染まって、元からそこにいたかのように填め込まれた自然さ。

宮崎あおいちゃんとの若夫婦姿が凄く可愛らしくて良かった。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


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仲村トオルと登山隊の何だかチャラっとした姿にハラが立っちゃった。

なんだ、あのダラっとしたコート。。。
あんなんで山を登るのかいっっ…

。。。と測量隊の人たちが登山隊を敵視する気持ちも理解できたりして。。。

でも、あの人たちもあの恰好で、ちゃんと登山に成功してたね。


全く関係ない話ですが、仲村トオルさんと香川照之さんは同じ年で親友同志なんだそうで。。。

この撮影は嬉しかったかもね。
お疲れさまでした。

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