映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『ダ・ヴィンチ・コード』神秘の絵画・キリストのコード・映像美のロマン

ダ・ヴィンチ・コード
~THE DA VINCI CODE~

  
監督:  ロン・ハワード
出演:  トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ジャン・レノ、ポール・ベタニー、アルフレッド・モリーナ、ジャン=ピエール・マリエール、ユルゲン・プロホノフ、セス・ガベル

公開: 2006年5月



私は原作を読んでいない。
無神論者である。

中世史・宗教史には興味が深い。
中学から大学に到るまで美術に親しんできた。

カンヌでは拍手が湧かなかったらしいけれども、こんな私にとっては充分に堪能できる世界だった。

もっともカンヌでブーイングが起きたのは、映画の質のせいではなく、宗教上の事だろうけど。キリスト教にそれほど深く関わっていない国、日本人にとっては、ただのサスペンスとして受け入れやすい映画だと思う。

何か、何を書いてもネタバレしそうで。。。笑.gif
とっても書きにくい。。。

サスペンスに慣れすぎたのか、主要人物に関して(怪しい人物など)意外と早くから全容が見えてしまった。最終的にああなった「あの人」の身の上(?)についても、割と早い段階でたぶんそうなんだろう、と察しが付いたし。。。

そういう意味では、この映画は私にとっては、あまり謎だらけの映画ではなかった。
ただ、謎解きに到るまでの映像の数々が素晴らしい。

特に、数秒見ただけで文字列を覚える事ができるラングドンが文を覚え、空でそれを分解してアナグラムを解いて行く様。。。その一つ一つがピッタリと重なっていく時の映像はゾクゾクした。

そして、ラングドンの足元に今まさに眠る物を発見し、思わずひれ伏するラストは。。。


映像の迫力に飲まれ、私もいつの間にか手を合わせていた。

何かに狂信的になるって恐い事かも知れない。そこまで何かを信じられるのは幸せな事かも知れない。

名画や歴史的な教会と共に、今に残される物の不思議な威力に、何の宗教も持たない私でも打ちのめされずにはいられない。

この映画を見たら原作に触れてみたくなった。
そして原作を読んだら、きっともう一度映画を味わいたくなるに違いない。


この記事は2009年に楽天ブログからインポートしてきた過去記事です。コメントはお引っ越し出来ましたが、トラックバックは引っ越せませんでした。

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