映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

【日本沈没】日本を救う大きな愛

日本沈没

    


監督: 樋口真嗣
出演:  草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、福田麻由子、及川光博、佐藤江梨子、鏑木海智、石坂浩二、國村隼、大地真央、北村和夫、矢島健一、並樹史朗、遠藤憲一、松尾貴史、安野モヨコ、庵野秀明、柄本明、池田成志、村杉蝉之介、長山藍子、和久井映見、吉田日出子、丹波哲郎、木村多江、六平直政、手塚とおる、大倉孝二、津田寛治、ピエール瀧、山田辰夫、前田愛、富野由悠季、福井晴敏


公開: 2006年7月


ネタバレしないで書くつもりだけど、まぁ、タイトルからしてネタばれなので その辺は許してください。リメイクだし。

元は1973年の作品。全く記憶にございません原作は、遙か昔に夢中で読んだ。でも、全く記憶にない。ただ、この映画と原作では結末が違う気がする。

映像は、もの凄く真に迫っていた。CGがイマイチと言う声を聞いた事があるような気がするけど、良く出来ていたと思う。

大体、半分に裂けていく地面とか、沈んでいく土地とか、襲いかかる波とか 燃え上がる大地とか半分沈んだ大仏とか。。。実際に見た事ないんだから、ウソくさいかどうかも解らない。

 

それを言ってしまえば、ニュース番組で見る、災害にあった方のお家が潰れていたり流されていたりする映像だって、とても本当の事とは思えない。映像で見る現実なんて、そんな物である。

列島が沈み始めてからのパニックぶりは、本当に恐かった。

裂け目に落ちていく人や車や家や。。。
山から崩れてくる岩や、燃える空。


日本が沈む。。。

もしも、そんな事になったら、自分はどうなるの?
どうするの?


それを充分に考えさせられた。

スクリーンの中の人たちは、他人を庇い、他人のために残り、他人のために働いている。その姿は神々しかったが。。。

出来ないだろうなぁ。。。

職場でも、もしも火事や地震が起きたら、お客さんの誘導より、真っ先に非常口から逃げようぜ、と常々話している私たち…こんな私が見た映画「日本沈没」汗2.gif


私が、この映画で一番リアリティがあるな、と思ったのは恐怖感煽る豪華な映像ではなく、日本のトップに立つ一部の人々の態度である。

あと●日で沈没する、と科学者が言っているのに、鼻で笑う。
では、まず、検証を。
では、他国に受け入れの交渉を。
まずは国宝を他国に運んで。。。
●日と言うとパニックになるので、5年と偽って発表しよう。。。


こんな事している間に、何人かでも逃がせばいいのに。

政治家なんて、いつだってこんな物よね。きっと、こういう事があれば、絶対にこういう対応になるに違いない。

特に、はぁ~。。。と思ったのが國村隼演じる内閣官房長官の言葉。

全部逃がさなくても、どうせ減っていくんだ。

ある程度、災害に巻き込まれて死んでいく日本人の数を見越して、その後、残った者を移動させる。人間間引きである

確かに、その通りなんだけどね。。。

映画の中では、そういう「なんてヤツだ!」と言う政治家は一部で、後の人たちは少しでも国民を逃がそうと最後まで頑張っていたけれども、実際にこうなった場合は、たぶん、この一部が大半になる。。。と思う。

後は、諸外国の態度。。。

日本人は見捨てられる

そうでしょうね。。。小さい島にギッシリと住んでいる日本人。これが、どんどん移住してきたら。。。どこの国だって不安になるだろう。イヤに違いない。

スクリーンの中では、本当に他人のために尽くす大きな愛に溢れた人たちが、救助のために立ち働いていた。

でも。。。実際は、どうだろう。

もしも、このパニックが起きた時、本当にこんなに多くの人たちが他人のために危険な場所に踏みとどまって働いてくれるだろうか。

本当にそうだといいなぁ。
だったら、今時の日本人、も捨てたモンじゃないんだけどね。


。。。何だかんだですが、終盤までは面白かったです。

ただ、沈み始める前の過程が、ちょっとグダグダ長すぎ

特に、この映画で一番リアリティに欠けていた柴咲コウがレスキュー隊隊員と言う設定。。。。この柴咲コウと、主役である草薙剛との恋愛話に時間取りすぎ。怒.gif

こういう大きな愛を描く作品の前に、個人的な愛は、あまり必要ない気がする。。。
恋愛物としては、グダグダです怒.gif

富野由悠紀さん、庵野秀明さんなど、えっ、こんな人が出てるのと言うような人たちのキャスティングをエンドロールで知ったので、そう言う人を探しながら見るのも面白いかも。

津田寛治。。。どこに出てたのか、サッパリわからなかった。どこ


この記事は2009年に楽天ブログからインポートしてきた過去記事です。コメントはお引っ越し出来ましたが、トラックバックは引っ越せませんでした。

 にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへお余所の映画レビューはこちらから「にほんブログ村」

[DVD] 日本沈没 スタンダード・エディション

[DVD] 日本沈没 スタンダード・エディション
価格:3,201円(税込、送料別)


日本沈没@映画生活トラックバック