映画@見取り八段

自己満足映画批評ブログです。邦画・洋画などジャンル問わず観賞。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。ランキングは年末総評価まとめで。

『奇跡のシンフォニー』天から与えられた奇跡の音楽

奇跡のシンフォニー
AUGUST RUSH

公開: 2008年6月

監督: カーステン・シェリダン

出演: フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リス=マイヤーズ、テレンス・ハワード、ロビン・ウィリアムズ


     


生まれた時から施設に預けられた少年が、音楽を頼りに両親を探すストーリー。

あらすじを書けば、ただこれだけ。結末も分かっているし、有り得ない事の連続だし。。。

なのに、感動してしまう。

エヴァンの手元から、足元から、全身から、彼の立つ風景から溢れ出す音の洪水に、ただ呑まれるから。彼の求める両親への思いが、愛情が、音楽になって私たちを包むから。


音楽あっての映画であり、本当に音楽って良いものだ、と感じることが出来る。

ロック、ジャズ、クラッシック。。。と様々な音楽に浸ることが出来る映画。

ただ、私的には、クラッシックでまとめてくれた方が、より音楽が重くなったのでは。。。と言う気がしている。(別に特にクラッシック・ファンと言うわけではありません)

ただ、そうすると後半部分の「とある」感動シーンが成り立たなくなるので
無理かなぁ。。。いや、でもセッションは別にギターじゃなくても。。。ぶつぶつ。。。

フレディ・ハイモアくんは、明るい目をしているのに何故か薄幸な役がよく似合う。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


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あり得ないっつーの!!

は、他の劇場でやってる映画のセリフだが。。。とにかく、エヴァンの神童っぷりがスゴイ。

全く音楽教育を受けていないのに、出会った楽器は全て弾きこなす。音符を見ただけで、次々と音楽が頭に浮かんでくる。

でも、違和感なく見てしまう。

音楽の素晴らしさに酔ってしまうので、あまり細かいことが気にならなくなってしまうのだ。

施設では、頭の中で聞こえる音を探すしかなかったエヴァンが、外に出て、初めて様々な楽器に出会い、自分で音楽を奏でる事を覚える。

その楽しそうな様子を見ると、思わずこっちの口元もほころんでくる。

そして、なぜか涙が出てしまう。

この子は本当に音楽を愛しているんだ。

ライラとルイスが、一夜の恋を10年以上も引きずっているのも、またスゴイ。

しかし、その結果生まれたのが神童・エヴァンなのだから、この恋も神に与えられた運命、と言えるのだろう。


「神童」
とは、神の童と言う事だ。

私は無神論者だが、このストーリーは全て神に与えられたとしか説明できない文字通り「奇跡」で出来上がっている。

神に与えられた出会い。
神に与えられた別れ。
神に与えられた才能。
そして、
神に与えられた再会、である。

町で運命的に父・ルイスに出会い、ギターのセッションをするシーンは心に残る名シーン。

音楽を捨てるな

この時、ルイスに言われた一言が、エヴァンを救う。

一つだけ不満があるとしたら、ラストのエヴァンのナレーションかな。

降り注ぐ音楽の高みの中で、
導かれて息子を見つけた母。
恋人を見つけた父。
ここにわざとらしい言葉は何もいらない。

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