『グレイヴ・エンカウンターズ』墓場との遭遇

グレイヴ・エンカウンターズ~ GRAVE ENCOUNTERS ~

    

監督: コリン・ミニハン、スチュアート・オルティス   
出演: ショーン・ロジャーソン、メルウィン・モンデサー、アシュレイ・グリスコ、マッケンジー・グレイ、ホアン・リーディンガー、ベン・ウィルキンソン、ショーン・マクドナルド、アーサー・コーバー、ボブ・レイシー、フレッド・キーティング、ルイス・ハビエル
公開: 2012年6月1日

2013年3月5日。DVD観賞。

うん…もう、すごく簡単な感想のみで。

超常現象を放送する番組「グレイヴ・エンカウンターズ」のスタッフが、閉鎖されたコリンウッド精神科病院で心霊現象を撮影しようとロケに入り、色々…色々な目に遭うというモキュメント系ホラー。
予告が恐すぎると話題になったらしい……話題から宣伝に入る所は「パラノーマル・アクティビティ」っぽい。

こういうモキュメントで「これから撮影はじめますよ」系ホラーって、何かが起きるまでがメチャメチャ長かったりする。
そして、その間がすっっごく退屈なので眠くなってしまう…。

この映画の場合は撮影クルーたちが、これから撮ってヒット番組作るぜのようなハイなノリで病院内を楽しく移動していく。
どうせ、これから何か起きるんでしょ、と思いながら見てるから、すごく退屈。面白い部分が何もない。

何か起こり始めてからはバタバタとお化け屋敷的に時間が過ぎていく。
でも、「起こる事」の数は案外少ない。
「お化けの数が少ないお化け屋敷」って感じ。

舞台が精神科なので、「起こる事」にも若干の物語性はあるけれども、それほどは関係ない気がする…。

個人的には「パラノーマル」が85%退屈部分だとすると、この映画は45%退屈部分かなぁ。

恐がりな人は恐いのかも知れない。ホラー慣れしちゃってる人は…まぁそんなもんかと思って観て下さい。

 

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 

    


ぎゃーーーーネズミっぎゃーーーーー!!!

えっ、幽霊よりも恐いよね。ネズミが恐いよね。

キャーっと思ったのは、たぶん2ヶ所。

ムンクかよ、っていう例の霊の顔と
  

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主人公がネズミ食うとこ。

こうなるんだろうな、と思う通りに人が減っていき、映像的にはそれほど怖くなかった。

何で地下に行こうとかするかな…地下に行ったらますます地獄に近づくじゃん…。

結局何日間あそこに居たのか知らないけど、女優さんのアイメイク、いつまでもバッチリで笑った。汗とか涙とかで落ちて、ゴーストと同じくらいに目の周りが真っ黒になるのが普通だと思うんだけど。
凄いわ、そのアイライナー。どこのブランドだか教えて下さい。

・「グレイヴ・エンカウンターズ」公式サイト

 


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・象のロケット

★前田有一の超映画批評★

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